📷 albert kok · CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
マダコOctopus vulgaris
推定生息数(野生):推定 データ不足 → 横ばい
世界中の温帯・熱帯の沿岸に広く分布する代表的なタコ。学習能力が高く、瓶のふたを開けるなど高い知能で知られる人気の食材。
🌿 生態
海底に巣穴(デン)を構え、単独で暮らす。夜になると這い出して索餌し、学習や記憶をしながら巣へ帰る。貝を食べる際は腕でこじ開け、無理なら歯舌で殻に穴を開けて唾液腺の毒で麻痺させる。天敵ウツボに襲われると腕を丸めて防御する。雌は海藤花と呼ぶ房状の卵塊を産み、孵化まで4週間ほど保育して死ぬ。寿命は1年から1年半。
👤 人との関わり
刺身や煮だこ、たこ焼き・明石焼きの具など多彩に食される代表的な食用ダコ。梅雨から7月下旬の旬のものは「麦わらダコ」と呼ばれ、「麦藁蛸に祭鱧」の成句でも知られる。漁は巣穴に隠れる習性を利用した蛸壺が伝統的で、テンヤやエギングでも釣られる。近年は漁獲量減少を受け瀬戸内海を中心に増殖事業も行われている。
🍴 調理法・味
刺身や寿司、煮だこ、酢蛸のほか、たこ焼きや明石焼きの具としても親しまれる。梅雨から7月下旬の「麦わらダコ」が旬で特に美味とされ、産卵後の卵塊を塩漬けにした海藤花は明石の名産。保存食の干しダコ(ひっぱりだこ)も知られる。
※ Wikipediaからの引用です。食べられるかの判断・採取の可否・法規制(漁業権・天然記念物・ふぐ調理免許など)の確認には使わないでください。
生態・人との関わり・調理法の出典:Wikipedia ↗
主な分布(代表として載せている6地域)
※ ここに挙げているのは代表的な分布国です。実際の観測記録は、この一覧に無い国にもあります(下のGBIF記録と3D地球儀でご確認ください)。
📊 GBIFの観測記録
この種には 21,431 件の観察・標本記録が GBIF に登録されています。
| 記録のある期間 | 1843年〜2026年(141年ぶん) |
| 記録が多い国 | 🇪🇸 スペイン 6,959 / 🇫🇷 フランス 5,782 / 🇵🇷 プエルトリコ 2,426 / 🇵🇹 ポルトガル 1,549 / 🇺🇸 アメリカ合衆国 723 |
| 記録のある国・地域 | 104 |
| 記録の種類 | 人による観察 16,443 / その他 2,159 / 標本 1,539 |
記録が最も多い月は 6月(2,968件)
※ これは人が記録を登録した件数で、生息数ではありません。観察者の多い国・季節ほど数字が大きく出ます(増減の解釈には使えません)。出典:GBIF Occurrence Search ↗(2026-08-16取得)
出典:IUCN レッドリスト ↗ / GBIF 種ページ ↗