🐾 Faunaut いきもの分布アトラス

磯・潮だまりの生きもの見た目から引く 101種

磯で見つけた生きものを、名前を知らなくても見た目のグループから探せます。写真をタップすると、分布・生態・大きさの詳しいページへ。

※ 生きものにさわる前に:とげ・毒をもつもの(ガンガゼ・カツオノエボシ・イモガイの仲間など)がいます。素手でつかまず、観察したら元の場所へ戻してください。採集の可否は場所ごとに漁業権などの規制があります。

笠型の貝(岩に張りつく)(7種)

マツバガイマツバガイ Cellana nigrolineata放射状の筋を持つ大型のカサガイ。ヨメガカサヨメガカサ Cellana toreuma磯の岩に張り付く笠形の貝。ベッコウガサベッコウガサ Cellana grataべっ甲色の笠形の殻を持つカサガイ。ウノアシウノアシ Patelloida saccharina鳥の足跡のような放射状の突起を持つ小型のカサガイ。ツタノハガイツタノハガイ Scutellastra flexuosa殻の縁が波打つ笠型の貝。キクノハナガイキクノハナガイ Siphonaria sirius殻頂から放射状に白い筋が伸びる小型の笠型貝。カラマツガイカラマツガイ Siphonaria japonica笠形だがカサガイと違い肺で呼吸する巻貝。

ヒザラガイ(殻板が8枚)(4種)

ヒザラガイヒザラガイ Acanthopleura japonica背に8枚の殻板が並ぶ原始的な貝の仲間。ウスヒザラガイウスヒザラガイ Ischnochiton comptus8枚の殻板が並ぶ平たいヒザラガイ。ケハダヒザラガイケハダヒザラガイ Acanthochitona defilippii殻板のまわりに毛の束が生えるヒザラガイ。ババガセババガセ Placiphorella stimpsoni頭の前に肉質の帽子(頭帽)を持つ変わったヒザラガイ。

小さな巻貝(18種)

タマキビタマキビ Littorina brevicula潮間帯の一番上の岩にすむ小巻貝。アラレタマキビアラレタマキビ Echinolittorina radiata潮上帯の岩に群がる小さな巻貝。イボニシイボニシ Reishia clavigera岩礁にふつうに見られる小型の肉食巻貝。レイシガイレイシガイ Reishia bronni岩礁の潮間帯にすむ小型の肉食巻貝。クボガイクボガイ Tegula rugata磯の岩場にすむ小型の巻貝。クマノコガイクマノコガイ Chlorostoma xanthostigma黒っぽい円錐形の巻貝。バテイラバテイラ Omphalius pfeifferi磯にすむ巻貝で「しったか」と呼ばれる。スガイスガイ Lunella coronata磯にすむ小型の巻貝で、殻に海藻が生えることが多い。イシダタミイシダタミ Monodonta labio殻表の石畳のような格子模様が名の由来。ウミニナウミニナ Batillaria multiformis干潟の泥の上を這う細長い巻貝。ホソウミニナホソウミニナ Batillaria attramentaria干潟に大群で見られる小型の巻貝。キサゴキサゴ Umbonium costatum砂浜にすむ小さな巻貝。ダンベイキサゴダンベイキサゴ Umbonium giganteum砂浜にすむ小型の巻貝で「ながらみ」と呼ばれる。イボキサゴイボキサゴ Umbonium moniliferum殻の底に小さな粒(いぼ)が並ぶ内湾の砂干潟の小巻貝。サザエサザエ Turbo sazae角のある殻をもつ磯の巻貝。コシダカサザエコシダカサザエ Lunella granulata殻表に細かい粒が並ぶ南方系のサザエの仲間。アカニシアカニシ Rapana venosa内側が朱色になる大型の巻貝。ツメタガイツメタガイ Glossaulax didymaアサリに穴を開けて中身を食べる肉食巻貝。

二枚貝・カキ(13種)

ムラサキイガイムラサキイガイ Mytilus edulis潮間帯に群生する食用ムール貝。ムラサキインコムラサキインコ Septifer virgatus波の当たる岩に群れて付着する小型のイガイ。イワガキイワガキ Crassostrea nippona岩に付く分厚い殻の夏牡蠣。マガキマガキ Magallana gigas世界中で養殖される食用カキ。アサリアサリ Ruditapes philippinarum砂泥の干潟にすむ身近な二枚貝で、潮干狩りの定番。ホトトギスガイホトトギスガイ Arcuatula senhousia緑褐色に波状の模様がある小型の二枚貝。マテガイマテガイ Solen strictus砂浜に縦穴を掘ってすむ細長い棒状の二枚貝。バカガイバカガイ Mactra chinensis砂浜の浅瀬にすむ三角形の二枚貝。シオフキシオフキ Mactra veneriformis干潟に多い小型の二枚貝。サルボウガイサルボウガイ Anadara kagoshimensisアカガイを小型にした貝で、味付け缶詰「味付け赤貝」の中身として使われる。ハイガイハイガイ Tegillarca granosa有明海などの干潟にすむフネガイ類。コタマガイコタマガイ Gomphina melanaegis外洋に面した砂浜にすむハマグリ型の二枚貝。ヒメアサリヒメアサリ Ruditapes variegatusアサリより小型で殻が細長い近縁種。

カニ(17種)

イソガニイソガニ Hemigrapsus sanguineus潮だまりや岩の下にごく普通に見られる小型のカニ。ケフサイソガニケフサイソガニ Hemigrapsus penicillatusはさみの付け根に毛の房がある。イワガニイワガニ Pachygrapsus crassipes磯の岩場を素早く走る平たいカニ。ミナミイワガニミナミイワガニ Grapsus albolineatus磯の岩場をすばやく走り回る平たいカニ。ショウジンガニショウジンガニ Plagusia dentipes波の当たる岩場を素早く動く。ヒライソガニヒライソガニ Gaetice depressus平たい甲で石の下に張り付く。マメコブシガニマメコブシガニ Pyrhila pisum豆のように丸い体。スベスベマンジュウガニスベスベマンジュウガニ Atergatis floridusつるりとした饅頭形の甲を持つ磯のカニ。オウギガニオウギガニ Leptodius exaratus扇形の甲をもつ磯のカニ。コメツキガニコメツキガニ Scopimera globosa干潟で砂団子を作りながら、米をつくように餌を食べる小さなカニ。スナガニスナガニ Ocypode stimpsoni砂浜にすばやい巣穴を掘る小型のカニ。アカテガニアカテガニ Chiromantes haematocheir河口や海岸林の陸上で暮らす赤褐色のカニ。アシハラガニアシハラガニ Helice tridens河口の葦原にすむことが名の由来。ハマガニハマガニ Chasmagnathus convexus河口の塩生湿地にすむ大型のカニ。タカノケフサイソガニタカノケフサイソガニ Hemigrapsus takanoiケフサイソガニと近年区別された種。チゴガニチゴガニ Ilyoplax pusilla干潟ではさみを上下に振るウェービング(求愛ダンス)で知られる。ヤマトオサガニヤマトオサガニ Macrophthalmus japonicus長い眼柄を立てて干潟で暮らす。

ヤドカリ(4種)

ホンヤドカリホンヤドカリ Pagurus filholi日本の磯で最もよく見られるヤドカリ。ユビナガホンヤドカリユビナガホンヤドカリ Pagurus minutus干潟や河口にすむヤドカリ。イソヨコバサミイソヨコバサミ Clibanarius virescens緑がかった脚を持つヤドカリ。ケアシホンヤドカリケアシホンヤドカリ Pagurus lanuginosus脚に毛が多い磯のヤドカリ。

フジツボ・カメノテ(4種)

クロフジツボクロフジツボ Tetraclita japonica黒っぽく火山のような形。シロスジフジツボシロスジフジツボ Amphibalanus improvisus白い殻に縦筋が入るフジツボ。イワフジツボイワフジツボ Chthamalus challengeri磯の岩に小さく密生する普通種。カメノテカメノテ Capitulum mitella岩の割れ目に群がる亀の手そっくりの生きもの。

ウニ・ヒトデ・ナマコ(10種)

バフンウニバフンウニ Hemicentrotus pulcherrimus短い棘が密生し馬糞に似た形の小型ウニ。ムラサキウニムラサキウニ Heliocidaris crassispina太い黒紫色のとげを持つウニ。ガンガゼガンガゼ Diadema setosum非常に長く鋭い毒棘をもつ熱帯性のウニ。アカウニアカウニ Mesocentrotus franciscanus北米最大のウニ。イトマキヒトデイトマキヒトデ Patiria pectinifera五角形に近いずんぐりした小型のヒトデで、青地に橙の斑紋がよく目立つ。ヤツデヒトデヤツデヒトデ Coscinasterias acutispina腕が八本前後と多く、体を二つに裂く分裂で再生・増殖するヒトデ。モミジガイモミジガイ Astropecten scoparius腕の縁に櫛の歯のような棘がきれいに並ぶ砂地性のヒトデ。マヒトデマヒトデ Asterias amurensis北日本沿岸に多い5腕のヒトデ。マナマコマナマコ Apostichopus japonicus日本近海の食用ナマコ。ニホンクモヒトデニホンクモヒトデ Ophioplocus japonicus細い5本の腕をくねらせて動くクモヒトデ。

ウミウシ・アメフラシ(6種)

アオウミウシアオウミウシ Hypselodoris festiva青地に黄色い線が走る鮮やかなウミウシで、日本沿岸のダイバーに人気。シロウミウシシロウミウシ Chromodoris orientalis白地に黒い斑点と黄色の縁を持つウミウシ。サラサウミウシサラサウミウシ Goniobranchus tinctorius白地に赤紫の網目模様と黄色の縁取りを持つ美しいウミウシ。アメフラシアメフラシ Aplysia kurodai刺激を受けると紫色の液を出す大型の海生巻貝。クロヘリアメフラシクロヘリアメフラシ Aplysia parvula体縁が黒く縁取られる小型のアメフラシ。クロシタナシウミウシクロシタナシウミウシ Dendrodoris arborescens黒〜濃褐色の柔らかな体を持ち、歯舌を欠くウミウシ。

イソギンチャク・クラゲ(5種)

タテジマイソギンチャクタテジマイソギンチャク Diadumene lineata体に緑や橙の縦縞が入る小型のイソギンチャク。ミズクラゲミズクラゲ Aurelia coerulea4つの輪の生殖巣が透けて見えるクラゲ。カツオノエボシカツオノエボシ Physalia physalisクラゲに似るが多数の個虫が集まった群体生物。アカクラゲアカクラゲ Chrysaora pacifica傘に赤褐色の放射模様をもつクラゲ。ウメボシイソギンチャクウメボシイソギンチャク Actinia equina潮間帯の岩に付き、触手を縮めると赤い梅干しのように見えるイソギンチャク。

磯の小魚・エビ(6種)

アゴハゼアゴハゼ Chaenogobius annularis磯の潮だまりで最も普通に見られる小ハゼ。ドロメドロメ Chaenogobius gulosus磯の潮だまりに多いハゼ。イソギンポイソギンポ Parablennius yatabei目の上に皮弁が生えた磯の小魚。イソスジエビイソスジエビ Palaemon pacificus潮だまりに群れる半透明のエビ。ユビナガスジエビユビナガスジエビ Palaemon macrodactylus汽水域を好む長いハサミ脚のエビ。ギンポギンポ Pholis nebulosa細長い体で岩の隙間に潜む。

アワビ・その他(7種)

クロアワビクロアワビ Haliotis discus耳形の平たい殻に呼吸孔が並ぶ大型の巻貝。メガイアワビメガイアワビ Haliotis gigantea肉が柔らかく「めがい」と呼ばれる大型アワビ。マダカアワビマダカアワビ Haliotis madaka日本産アワビでは最大級になる種。ミミガイミミガイ Haliotis asinina人の耳のように細長い薄い殻を持つアワビの仲間。トコブシトコブシ Haliotis diversicolorアワビを小さくしたような巻貝で殻に孔列をもつ。マダコマダコ Octopus sinensis岩陰にすむ知能の高いタコ。イイダコイイダコ Octopus ocellatus浅い砂泥底にすむ小型のタコ。

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この一覧は Faunaut の図鑑データから、磯・干潟・潮だまりで出会いやすい種を選んだものです。分布=GBIF、写真=Wikimedia Commons(各ページに撮影者・ライセンスを表示)。